想いの歌詞化
友人がブログで、恋愛及び失恋を歌った曲の話をしていた。
面白かったため私も同じテーマを扱わせてもらおうと思う。
ごめんなさいパクリって言わないで。
恋愛中によく聴く曲
① 夏のせい SHE IS SUMMER
可愛い。PVもボーカルのMICOちゃんも曲調も歌詞も全てが可愛い。
恋の輝きが夏に反射して煌めいている、そんなイメージだ。
② Love Situation 嵐
恋のエネルギーがこれでもか!と言わんばかりに詰め込まれた爽やかな曲だ。
恋愛中に抱く漠然とした幸せな気持ちに、鮮やかな輪郭を与えてくれる。
③ 幸福論 椎名林檎
これは恋と言うより愛の歌かもしれない。
好きな人のこと全肯定したい人間の私にとって、この曲は理想形態だ。
愛される幸せではなく愛する幸せを歌っているため、聴いているとアガペーが高まる。
以上3曲。
どれも大好きな曲だが、失恋中に聴くと全エネルギーを吸い取られて死にそうになるため注意が必要。
失恋中によく聴く曲
① 愛の標識 クリープハイプ
冒頭のワンフレーズに尽きる。
どストレートな歌詞と謎の疾走感が心にぴったりくる。
正直に言うと、そこ以外の歌詞はそれほど共感できない。犬飼ってないし。
しかし、そんなことは問題にならないほど、冒頭のそのワンフレーズに全てが詰まっている。
②半透明人間 backnumber
女々しい、未練がましい、鬱陶しい。
そう思われても仕方が無い歌詞だが、どん底にいる時に自分の気持ちを綺麗に取り繕う必要などない。
それに、清水依与吏さんの伸びやかな歌声は重たい歌詞すら真っ直ぐに届けてくれる。
③ 栞 クリープハイプ
こちらは1曲目とは異なり、最初から最後まで心に寄り添ってくれる歌詞だ。
失恋の痛みなど一過性のものであるはずなのに、その一瞬一瞬の切なさや苦しさを繊細に閉じ込めている。
以上3曲。
慰めに聴いているつもりが、時が経って聴いた時にパブロフの犬理論で涙が出ることがあるため注意が必要。
自分の気持ちにあった歌詞があるのか、歌詞によって自分の気持ちが可視化されるのか。
いずれにせよ、言葉にできない想いを言葉にしてくれる音楽は偉大だ。