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独りよがりで良いじゃない

ランチパックはおやつに入りますか?

お昼ご飯がランチパックで足りる人って実在するんですか?ツチノコくらい都市伝説だと思ってるんですけど。

 

調べてみると、ランチパックは1984年から発売されているらしい。アヴリル・ラヴィーンと同い年、ロングセラー商品だ。

コマーシャルも、私が子供の頃は剛力彩芽が出ていたが今では山崎賢人に変わっている。起用されている俳優からも人気が伺えるが、それよりもどちらもランチパックより年下ということに驚いた。

 

剛力彩芽がコマーシャルをしていた頃、つまり私が小学生の頃は、朝ごはんに時々ランチパックを食べていた。母が祖母がスーパーで買ってきてくれる、ピーナッツやいちごジャムといったオーソドックスなものだ。

食べやすくて美味しいため好きではあったが、食卓にはせいぜい2~3種類のバリエーションしか上らなかったためすぐに飽きが来た。

 

それからしばらくは店でランチパックを見かけても積極的に手を伸ばすことはなかった。

 

しかしこの頃、つまりコマーシャルが山崎賢人に変わった頃、ランチパックのバリエーションが尋常じゃない数になっていることに気がついた。

サーティワンや森永製菓などといった他のスイーツ業界とのコラボはもちろん、ミニオン南山大学といった「どういう繋がり?」と聞きたくなるようなコラボまであった。

期間限定商品も多く、スーパーに行く度にラインナップが変わっているのではないかというレベルである。

ラムレーズンやシュガーマーガリン、ルビーチョコなど、そこらのカフェも顔負けのお洒落さである。

 

チーズダッカルビ味やバターチキンカレー味もあったが、私が個人的にドの付く甘党であるため、チョイスが甘いものばかりに偏ってしまうのは許して欲しい。

 

従来のランチパックはひと袋に同じ味のパンが2つ入っているのがデフォルトだが、最近のものは違う。1つはコーヒークリーム、もう1つは練乳クリーム、といった形で2種類の味が楽しめる物が多く存在する。

サーティワンとのコラボパックなど、パンの形状ごと変わって4種類の味が入っていた。アイデンティティを投げ捨ててまでの贅沢さ。

 

更に、これは特にスイーツ系のランチパックに言えることなのだが、冷凍すると新たな美味しさが見つかることが多い。

特に板チョコが入っているもの!!!これはもう、冷凍しない手はない。板チョコがパリッとして、周りのホイップもアイスのようになり、段違いに美味しくなる。

しかも、冷凍することで保存期間が伸びるのもありがたい。いつでも食べたい時に取り出して食べられる。

 

ここで、タイトルと冒頭の通り、ランチパックがランチなのかおやつなのかという問題に至る。

そもそも前述の通り小学生の頃から昼食ではなく朝食として食べていたのだから、私にとってランチパックがランチだったことはないが。

ひと袋2枚入で1枚あたり120キロカロリー前後、どう考えても昼食には足りない。昼間っから唐揚げだのハンバーグだのを食べて生活している私には足りるはずがない。

 

言い訳がましいが、1枚120キロカロリーならおやつにしても良いカロリーであろう。

コンビニスイーツの多くは200~300キロカロリーである。しかも、プリンやシュークリームなどは一度開封してしまうと少し食べて残りは取っておく、ということが難しい。

それに比べて、ランチパックは1枚食べて残りは冷凍庫にしまえば、またいつでも好きな時に食べることができる。冷凍すれば乾燥も傷みも抑えられるのだ、ありがとう文明。

 

 

オチも考えずに1500文字も書いてしまった。タイトルこそ疑問文の体裁を取ってはいるが、内容はランチパックへの愛とそれをおやつにしていることへの言い訳に過ぎない。

 

別にいいんじゃないかな。好きな時に好きなもの食べれば。朝食りんごヨーグルトを昼に食べようと、午後の紅茶を朝から飲もうと、ランチパックをおやつにしようと。

冬瓜の旬って夏だし。