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独りよがりで良いじゃない

My Color

パーソナルカラー診断なるものを受けてきた。

 

メイクやファッションに関心のある女性にとっては馴染み深いものだが、男性は聞いたこともないかもしれない。

 

パーソナルカラーとは、自分の肌や瞳、髪の色などから導き出される、自分に似合う色のことだ。

これを知っていると、服や化粧品を選ぶ時に役に立つ。

 

パーソナルカラーは大きく分けるとイエローベースとブルーベースの2つ。つまり黄みがかった肌か青みがかった肌かという違いだ。

 

そこからさらに春夏秋冬で区分される。

イエローベースは春か秋、ブルーベースは夏か冬、それぞれに似合うカラーパレットがある。

 

私はプロではないため、どの分類にどのような色か似合うのかの説明は控えるが、インターネット上に参考となる情報は山ほどある。

 

自分で診断できるサイトなどもあるが、信ぴょう性は疑わしい。

なにせ、百貨店などでやろうと思ったら2、3ヶ月予約は埋まっているのが当たり前。価格も5000円はくだらない。

ネットで自己判断できるような単純なものではないのだ。

 

おそらくここまで読んで「くだらない」と思った人は少なくないだろう。

「多分騙されて高い水とか買うタイプだろうな」と思われたかもしれない。

 

それも仕方ないとは思うが、実際診断に行くととても面白かった。

 

まず腕に4種類のファンデーションを塗られ、どれが1番肌に馴染むかを確かめる。

ファンデーション=肌色、くらいの認識でいたが、明るさや色味によって印象は大きく異なった。似合わないものは浮いて見えたり、肌をくすんで見せたりしていた。

 

ベースカラーが分かった後は、春夏秋冬それぞれの色の布を胸にあて、自分の顔がどう見えるかを見極める。

例えば、一口にピンクと言っても4つの季節によってそれぞれの持ち色がある。

自分に合わない季節のピンクをあてると、クマやほうれい線が目立ったり顔色が悪く見えたりする。

服の色1つでここまで顔の印象が変わるものかと驚いた。

 

パーソナルカラーが分かったあとは、それに似合う化粧品や服のアドバイスをもらったり、自分に合う色以外を使いたい時のコツを教えてもらったりした。

 

1時間の予定だったが、30分以上もオーバーして親身にアドバイスをいただいた。

ブラッドオレンジの紅茶とチョコレートパイまでいただいてしまった。めちゃくちゃ美味しかった。

 

 

知らなかったことや知りたかったことを沢山学ぶことができ、新たな視点が得られた1日だった。

 

今後この知識を生かすも殺すも自分次第だ。

大学での勉強同様、しっかり自分にとってためになるものにしていきたい。