4年ぶりのショートカットはまさに
あなたのため、では無い。
好きな人の好みに合わせて髪を切るほど殊勝な女ではない。
元ネタが分からない方はYouTubeで「井上苑子 ふたり」で検索していただきたい。可愛い。
髪を切った。思い切って20cmほど。
もともと成人式が終わったら切るつもりでいたが、ここまで短くしたのは人生で初めてかも知れない。
と思っていたら高校1年生の時に同じくらい短くしていた。
鳥頭ここに極まれり。
だが、今回は高校生の時とは異なり、熟慮の末のショートヘアだ。
似合う自信がまるでなかったため、Instagramでありとあらゆるタイプのショートヘアを調べた。
しかしどれもモデルさんが可愛い以上、髪型も可愛く見えるのは当たり前だ。
そこで、画像編集アプリを駆使して自分の顔を合成し、似合うかどうかの確認をした。しまくった。
なんという恥ずかしい告白。
しかし、髪は1度切ってしまったらそう簡単には伸びない。失敗はできないのだ。
そんな涙ぐましい努力の末、自分の中で納得のいく髪型を見つけたため、それを美容師さんと相談し今の髪型に至った。
幸い家族には好評だった。
辛口コメントに定評のある妹には「顔が小さく見える」と珍しく褒められた。
母親に至っては、それこそ彼女がショートヘアにして来たのを見た彼氏(TikTok参照)さながらに髪を撫で、絶賛し、ハグまでしてくれた。
一周まわって、あまりにも似合わないから無理やり褒めちぎっているのではないかと不安に思ったほどだ。
日頃私が美容院に行っても変化に気が付かない父親も「いいじゃん」とコメントしてくれた。
まあ、20cm髪を切って気が付かなかったら余程の不仲が疑われるが。
これほど髪を短くするのは自分にとって大きな決断だったため、家族とはいえ好評で安心した。
切ったからにはヘアアレンジも楽しみたいため、またしてもInstagramで色々なアレンジ方法を調べている。
だが、この髪の長さ、ヘアアイロンで巻くのが非常に難しい。
首の治安を守って生活していけますように。